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貴重な修理盤



     
よく見えないですね。
修理盤です。脚がゆるいということでしたので抜いたところです。
大入れ加工がしてあります。
     
このサインですが、

「揮毫者は第三期、第四期本因坊位を獲得された棋士岩本薫氏です。

本因坊薫和という号を名乗られました。また「昭和丁亥」は昭和22年の意味で、

この年 挑戦者木谷実氏を退けて第四期本因坊位を獲得されました。
という盤だそうです。

許可をいただき載せさせていただきました。
やはり、古くなっても榧の盤のいうのはいいものですね。
柾盤なんですが、裏面だけで申し訳ないです。
なかなか見ることがない貴重な盤を見せていただきありがとうございました。

author:kumasugoban, category:-, 17:21
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解体



     
加工依頼盤です。
大きな材料です。
大まかに取っていきます。
     
     
線が引いてありますが、これでもまだだいぶ余裕が見てあります。
     
傷がある、割れがある、こちらに寄せた方がてんめんの木目が綺麗
裏面に身がついていない、側面の傷など様々なことを考慮して作ります。
     
横で見ていても本当に手際よく作ります。
あまり父から碁盤作りに関してこうしとけばよかったとかは聞きません。
その材料に対して この木取りが一番いいと 答えを導き出します 。

こういう材料が来ても各碁盤屋さんによって作りも木目も違ってくるんですよ。しってましたか?  

author:kumasugoban, category:-, 21:50
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将棋盤


                
先日こういう材料の木取りをしました。
の続きです。   
      
      
将棋盤に製材してみると
      
まだ水分が残っていました。
この時点では、まだ製品寸法より1寸ぐらい大きめです。
      
当店でまた乾燥ということになりました。
よくお客様で、丸太のまま、もう7年ぐらい倉庫においているとか
板にして5年ぐらいたったから乾いているんじゃないのとかいろいろ聞きますが、だからと言って乾いているとは限りません。 乾燥不十分だと、製品にしたときに青シミが出たりひねりがでやすかったり
いいことはありません。

ただし、当店の盤の青シミは、原木の時に入ったものです。
製材してからでは、ありません。

何か気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。
よろしくおねがい致します

  熊須豊和



 
author:kumasugoban, category:-, 19:47
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自動かんな



     
衝撃の凄さが、、、、
     
     
自動かんな盤の上面も無数の激しい傷がありました。
     
結局ばらすことにしました。
修理は、きかないとのこと
調べてみると、昭和54年9月に購入していました。
約33年熊須碁盤店のためにものすごく頑張ってくれました。
本当におつかれさまでした。

author:kumasugoban, category:-, 16:11
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お客様より



    
お客様より購入した盤材です。
碁盤の中古木表盤です。
写真の右の木目の揺れているところを側面からみると
    
節が大きいですね。
更に深い。
    
うーん  深い。
    
さっきの写真とは、ぜんぜん関係ないんですが、
お客様から加工依頼の中将棋盤のかりめ(鉛筆で下書き)後です。
初めて、中将棋盤を作りました。
綺麗な盤ですよね。

author:kumasugoban, category:-, 17:38
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ドーン



     
当店で使っている自動かんなです。
これは、材料の厚みをそろえることができる機械で大変重宝しています。
     
新しい刃物をつけて軽く回したところ、
ドーンとものすごい音が、、、、、、
     
中は、すごい事になっていました。
     
     
突き破ってきた後です。
父は、手を少し切ったぐらいでした。
     
ガラスも割れました。
父が刃物を変えて機械を動かしたのですが、
ものすごく用心深い父でこうなってしまったのですから、僕たちも時間の問題だったでしょう。
調べてみたら、この機械は、昭和54年に購入したそうです。
修理が聞くといいのですが、、、、

author:kumasugoban, category:-, 19:14
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空港展始まりました



    
空港展がはじまりました。
    
    
朝の朝礼の様子です。
    
これ気になりませんでしたか?
漆塗りやかんだそうです。
材料は、楠の木です。
    
方向を変えると  
    
こちらは、ケヤキです。
相変わらず池田木工さんは、面白い物を作ります。
    
今日、銀杏の駒箱をのせました。
箱の中は、すべての箱がこれぐらい接着剤がはみでています。
これがなければ、3万円ぐらい付けたいのですが、

よろしくご検討ください。
    

author:kumasugoban, category:-, 19:54
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今日一日



     
僕は、台指しを作っていました。
     
出来上がりはこんな感じです。
     
リンは、1日くつろいでいました。
     
健司は、盤を作っていました。
手前は、碁柾盤、奥は、加工依頼の中将棋盤です。
     
直樹は、塗装していました。
     
明日は、空港での展示会の搬入です。

author:kumasugoban, category:-, 19:53
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塗装 かえで



    
写真は、網にのせてありますが、
実は、塗装前の状態です。

この網にのせて塗装します。
    
所々杢があるのがわかるでしょうか?
かえでの杢入り花台です。
    
どんな感じで塗装するのかというと
こんな感じです。
手前の広い物は、かえでのランチョンマットです。
板を接いで作っています。
    
通常左手は、いらないのですが、
直樹いわく(塗料がたれるから)
かたむけすぎだよ(笑)
    
青いシミのような模様と杢の部分がきれいです。
脚を付けるといいのでしょうね。

追伸 今週(土曜、日曜)銀杏の杢入り名刺入れと駒箱を載せます。
おといわせ頂いた方大変申し訳ありませんでした。


  熊須碁盤店  熊須豊和

author:kumasugoban, category:-, 21:28
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こんな材料が、、、、、、



        
横幅は、充分将棋盤の寸法があります。
     
長い
     
今どうやってとるか検討中です。
     
将棋木裏盤2面 残り脚卓上盤に決まりました。
それにしても大きい
     
まず、小さいチェーンソーで1面分落とします。
     
それから帯のこで 落とします。
それにしても大きかった、車で積んでこられて重かったでしょうね。
    

author:kumasugoban, category:-, 22:21
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